香港のホテルは日本語通じますか?英語じゃないとダメですか?それとも・・・

香港は、長い間イギリス領で、現在も中国語と同時に英語も公用語として定められています。
そんな香港に旅行する時、ホテルでは一体どこの言葉で話すのが良いのでしょうか。
英語を勉強していく必要があるのか、それとも、中国語なのか、はたまた日本語が通じるのか……。
はじめて香港を訪れる人にとっては、重大な問題ですね。

結論から言うと、香港のホテルで絶対に通じる、という言葉は、中国語です。
しかし、一定以上のランクのホテルの場合、ほとんどのところで日本人のスタッフ、もしくは日本語ができるスタッフを常駐させています。
カウンターに常に日本人スタッフがいるというホテルもありますから、こういうところでしたら、チェックインの時にも安心ですよね。

一方、英語はというと、公用語としているほどは浸透していないというのが実情です。
しかし、ホテルであれば通じないということはありません。
ただし、香港の英語はかなりなまりがあるため、わかり辛いとも言われています。
英語で話しているけれど意味がわからない、という場合は、ゆっくり話してくれるように頼んだり、筆談にしてもらうなどの対応をしてもらうと良いでしょう。

日本語が通じるスタッフがいるホテルの場合、チェックインもルームサービスの依頼なども全て日本語で大丈夫です。そういったことを売りにしているホテルもありますから、言葉が心配な場合は確認してみると良いでしょう。
また、日本人スタッフがいないホテルであっても、メニュー表などには日本語が併記されているなど、日本人に対する配慮がされている場合も多くなっています。

英語でチェックインをする場合も、特に難しいことはなく、「チェックイン・プリーズ」と言って、あとは出された紙に署名をし、住所を書いて説明を聞いておけば大丈夫です。
署名はパスポートと同じもの、住所はローマ字で記入すれば問題ありません。

このように、香港のホテルでは、中級程度以上のところであれば、日本語しかできなくてもそれほど大きな問題に直面することは少ないと言えるでしょう。
格が高くなればなるほどこの心配はすくなくなります。
とはいえ、それほど高級なホテルでなくても、日本人スタッフがいることや日本語ができるスタッフがいることを強みにしているホテルは存在しています。
香港のホテルに泊まる際の言語問題では、どこのホテルを選ぶか、ということが重要になってきますから、言葉に不安がある人は、事前の調査をきっちりとしておくことをお勧めします。

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