ハワイのホテルに宿泊するとなったら、万全の準備を整えていきたいものですよね。
特に初めての滞在の場合は、多くの人が、言葉とチップについて不安を抱くことと思います。
言葉に関しては、ハワイでは日本語が使えるスタッフのいるお店がかなり多くなっていますから、それほど不安に思う必要はありません。
一方、チップは、知らないととんでもない恥をかいてしまう可能性もありますから、慣習を覚えて行くことをおすすめします。
ハワイのホテルでは、ことあるごとにチップを支払う必要が出てきます。
できれば日本から、そうでなければ空港で、10〜20ドルほどを1ドル札に両替しておくことをおすすめします。
チップの相場の多くは1〜2ドル程度で、お札で支払うこととされているからです。
ただ、万が一チップを払おうとしたけど1ドル札がない!と言う時は、おつりをもらっても大丈夫です。
さて、ホテルに到着してから帰るまで、様々なサービスをうけますね。
まずは車の扉を開き、フロントまで荷物を運んでくれるドアマンです。
1ドル程度のチップを渡しましょう。
次に、フロントから荷物を運んでくれるポーター。彼らには、荷物ひとつに対して1〜2ドル程度が目安です。
また、長期滞在する際には、ベッドメイキングも入りますよね。
これは、毎日欠かさず1〜2ドルを机に置いておくようにしましょう。
最終日にまとめでてはなく、毎日きちんとおいておくのが正解です。
ルームサービスを頼んだ場合はどうでしょうか。
足りなくなったアメニティの補充など、無料のサービスをお願いした場合には、やはりチップが必要です。同じように1〜2ドル程度渡しましょう。
ただし、有料のルームサービスを頼み、メニューの金額欄や伝票にGratuityとして金額が書かれていた場合は、チップの必要はありません。
これは、あらかじめチップ代金までを含んだ金額設定がされている、ということだからです。
ドアマンやベルマンに車を呼んでもらった場合には、2ドル程度をチップとして渡します。
逆に、ホテルまで乗ってきた車を渡して別の場所に駐車してもらうバレットパーキングのお礼には、3〜5ドル程度を渡しましょう。
これはホテルの格式によって金額が変わってきます。
ホテルに併設されているレストランでも、当然チップが必要です。
伝票にチップの項目がある場合が多くありますから、そういう場合は、そこに任意の金額を書き込んで会計をするようにしましょう。
中には、あらかじめ金額が書き込まれている場合もあります。
ビュッフェスタイルの場合で飲食代金の10パーセント程度、格調高いレストランの場合は20パーセントから25パーセントを目安にしてください。