バリ島旅行情報
バリ島の概要
東西に長いインドネシアの、ほぼ真ん中あたりに位置する。
イスラム支配から取り残される形で、古くから伝わっていたヒンドゥー文化が残った。その結果、イスラム教が多勢を占めるインドネシアの中では珍しい、ヒンドゥー文化圏の島となっており、他の島とは異なった雰囲気を持っている。
バリ島の気候
バリ島周辺はサバナ気候に属し、その季節は、北西季節風の吹く雨季(10月 – 3月)と、南東季節風の吹く乾季(4月 – 9月)とに明確に分かれる(この季節風による荒波によって海上交通が困難であったことが一因となって、以下に見るようにバリ島は島外世界から相対的に独立性を保った歴史的発展をとげることになった)。乾期の間は東部、北部を中心にたびたび水不足に陥る。また雨季といっても、一日中雨が降る訳ではなく、実際には多くても一日に2 – 3時間のスコールである。ただし、ひどいときには道路が30cmほど浸水することもある。
一年を通じて気温の変化はほとんどなく、年間の最低平均気温は約24度、最高平均気温は約31度、また、平均湿度は約78%である。いつでも暑く湿度も高いが、体に感じる暑さは、海からの風によって和らげられている。
気をつける
欧米やオーストラリアと比べてもバリ島の治安は良好であるが、観光地では観光客を狙った犯罪が数多く発生しており、主にクタ、レギャンの海辺のバーなどでの詐欺を始めとして、一般観光客の金を狙った盗みや詐欺が後を絶たない。主な手口は、いかさま賭博、パンク強盗、ひったくり、強引な物売り(三つ編みやマニキュア等のサービスの押しつけ)、麻薬及び禁制品の販売などである。また、「ビーチボーイ」などと呼ばれるジゴロによる日本人女性を狙ったナンパ行動やさらには性犯罪も多数発生しており、2003年には事態を重く見た日本領事館が地元警察に対して捜査の徹底を申し入れている。
これらの犯罪は、バリ人の仕業であると解釈されがちであるが、実際のところ、バリ島の観光客目当てに周辺の島からやってくる出稼ぎの若者によるものであることが多いとされており、多くのバリ人は被害者意識を持っている。また、以上の犯罪は、経済面での金銭的価値観が異なる観光客の金回りの良さが助長している可能性もある。
日本では、このような背景もあってか、バリ島を犯罪や出会いの場としてネガティブにとらえた報道が1990年代の一時期にみられた。例えば、『週刊新潮』(1995年9月7日号)の「『バリ島の妻』となった日本人女性二百人の生活」では、日本人女性がバリでセックス・ハントを行い、その結果、バリ人との結婚が急増しているが、「楽園」の夢が醒めたバリでの実際の結婚生活は必ずしも幸せなものになっていないなどと報じられた。これは現地日本人社会で大きな反発を呼び、バリ日本人会を通じて正式な抗議がなされるまでに至った。
バリ島の在外公館
在デンパサール日本国総領事館 /td> | ||
在デンパサール日本国総領事館の管轄区域は、バリ州、西ヌサトゥンガラ州、東ヌサトゥンガラ州です。 住所:Consulate-General of Japan in Denpasar Jl. Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar, Bali, INDONESIA Tel: +0361-227-628 Fax: 0361-265-066 |
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